日本でも大人気のAV女優、メロディー・雛・マークス(Melody Marks)。日本のAVでは北欧出身ということになっていますが、実際にはアメリカ出身で、アメリカのポルノにもよく出演しています。
日本とアメリカの両方のアダルト業界で大活躍しているメロディー・マークスは、日本のAVやAV業界のことをどのように思っているのでしょう?
アメリカのポッドキャスト番組LustCastが2022年3月に行ったインタビューで、メロディー・マークス本人がたっぷり話してくれました。そのときの様子を日本語で書き起こしたので、数回に分けて紹介していきます。今回は、第4回、番組の25:50付近からです。
H:君はちょっとアニメ風の顔をしているよね。
M:あぁ、アヘ顔だね(笑)。そのことに関しては、ぜひ話した方が良いね。アメリカでは、特にアメリカの女の子たちなんだけど、アジア系でもないのに「アヘ顔をする女は人種差別主義者だ」とか何とか言うことがある。
H:そうなの? 自分は聞いたことがなかったなぁ。
M:そう、実際にあるの。もしアヘ顔をやったらフォローを外すとか、そういうオンライン上の論争を何度も見たことがある。ある女の子がその投稿をすると、関係ない女の子がその子を非難して、罵りまくるのを何度も見た。「あなたはレイシストだ。あなたの文化ではない。勝手に自分のものにしている。アジア系の女の子だけがやっても良い」とか。でも、実際に日本に行ってみると、そこの人たちが私にやってと頼むの。
H:アニメだからね。アニメに人種はないし。
M:誰も怒らせたくはないけど、50人以上いる会社の人が全員気に入ってくれて、もっとやってくれと頼むから。私のファンも気に入ってくれてるし。みんなアジア系だけど。誰一人として、それが間違っていることだなって言ってこなかった。もし問題があるなら、私のところに言いに来るはず。私は良い心がけをする良い人だから、もしやめてくれと誰かに言われたらやめるよ。
H:文化の盗用は人種差別なのかい? 人生を良くするものだと思うけど。
M:自分が着物を着るのと同じことよ。
H:日本人はスーツを着るけど、それって……
M:まさか、そんなわけない。まぁ、それはちょっと違うけど、例えば白人がヒジャブを被るとか。
H:そういうことをする人もいるけど。
M:それは、問題かもね。でも、私は敬意を持って日本の文化を受け入れて、その一部になって、理解したいと思っている。それに、彼らは贈り物として着物をくれたの。それは、私が文化の盗用をしているわけじゃなくて……なんて言えば良いかわからないけど。彼らが自分たちの文化に含めてくれているというか、そんな感じのこと。
H:よくわからないけど、文化の盗用の線引きはどこにあるんだい?
M:敬意を持つこと。そして、それを自分のものとしないこと。
H:例えば、ステレオタイプをバカにするとか。
M:そう、そういうこと。敬意を欠いていること。私は、何をするときもとても敬意を持っていた。着物もとても伝統的な方法で。できることはすべてやって、私にやるように言われたことはやった。どういう言い方をすれば良いかわからないけど、とにかく私は最善を尽くした。
H:それは知らなかったなぁ。普段は、僕はそういうことに関しては敏感なんだけど、アニメの顔を真似することが……
M:というよりは、深い話もあるんだけど、アヘ顔は女の子がとても楽しんでいるかレイプされているか、あぁ、色々読みすぎてごっちゃになってる。
H:じゃあ、あれはあの表情だけというわけではないんだ。
M:そう。何かストーリーがあるらしい。
H:それなら、それを撮影中にやらなきゃいけないんだ。
M:そう頼まれるからね。でも、ここでも、まだ3シーンしか撮影してないんだけど、2日目に面白くするためにその顔をやって、アメリカでは普通は「その顔はやめて」って言われる。それが嫌いだから。可愛くないって。でも、今一緒に働いている監督はもっともっとって、ずっとやってって。それで私は「OK」って(笑)。やりすぎなくらい。それで、彼は見て見てって、見せてくる。わかったよって(笑)。私の目は、普通の人みたいにならなくて[寄り目を実演する]。それが面白いと思ってる。
H:それは知らなかった。僕はてっきりアニメから来たミームだと思ってた。それが日本の文化の一部だとは思ってなかった。
M:もっと深い話もあるんだけど。私が話すのは難しいんだけど、なぜならだれも傷つけたくないから。でも、大抵の場合、気分を害されるのは全然影響のない人たちだから。面白いね。
—第5回へ続く—
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