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メロディー・雛・マークスが語る<第1回>日本に来たきっかけと初めての撮影

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日本でも大人気のAV女優、メロディー・雛・マークス(Melody Marks)。日本のAVでは北欧出身ということになっていますが、実際にはアメリカ出身で、アメリカのポルノにもよく出演しています。

日本とアメリカの両方のアダルト業界で大活躍しているメロディー・マークスは、日本のAVやAV業界のことをどのように思っているのでしょう?

アメリカのポッドキャスト番組LustCastが2022年3月に行ったインタビューで、メロディー・マークス本人がたっぷり話してくれました。そのときの様子を日本語で書き起こしたので、数回に分けて紹介していきます。今回は、第1回です。

ホスト(以下H):今日はメロディー・マークスと日本のポルノについて話していきます。彼女はアメリカのポルノ女優ですが、日本でも活動しています。調子はどうですか?

メロディー・マークス(以下M):元気です。ちょうどブダペストでの仕事から帰ってきたところです。

H:ブダペストはどうでした?

M:寒かったですね。もっとオシャレな恰好もしたかったのに。

(中略)

01:50~

H:日本のポルノについて話しましょう。あなたは日本で仕事をしたことがありますが、そう多くの女優がしていることではないですよね。だから、あなたはその道の専門家みたいな人だ。

M:そうかもしれませんね。私は、これまで仕事で日本に2回行ったことがあります。2回目のときに仕事をした会社は、アメリカでも女の子たちと仕事をしているので、今でも彼らとコンタクトを取っています。彼らとは色んな話をしていて、コロナ禍の入国制限が緩和されたら、また日本に戻ってきてほしいみたいなことも話しています。

H:あなたは、アメリカよりもアジアで人気がありますよね。

M:そうですね。始めて日本に行ったときは、まだ業界に入って1年しか経っていませんでした。私は19歳で、あれ、何の話をしていたんだっけ。まぁ、良いや。そのときのTwitterでのフォロワー数は、10万人を少し下回るくらいで、そのときの私にとってはそれでもとても多く感じられた。まだ新人で、特にアメリカではそんなに多くの人には知られていなかったから。

メロディー・マークスの初めての撮影

でも、日本に行ったら、フォロワー数がもの凄い勢いで増え始めて、最初の頃は全然理解できなかった。もしかしたら、仕事が増えるかもと思ったくらいで。2回目に日本に行ったときには、とんでもない数のフォロワーが増え始めた。そして、この人たちは皆アジアのファンだと気づいた。日本だけじゃなくて、タイとか台湾とかも。なぜか日本で撮影したAVを楽しんでくれたみたいで。私にとっては、なぜ皆が私のことをそんなに好きになってくれるのかわからなかった。

H:日本で働くようになったのはどうしてですか?

M:これには、面白い話があるの。そのときはHussie Modelsに1年契約で所属していた。そのとき、少し前に一緒に仕事をしたポルノ男優のSteve Holmesから「友達のMomoが連絡してきて、俺たちの自撮りを見たらしい。それで、Momoは君のことをとても可愛らしい若い女性だと思ったという。だから、俺は君がどれだけ良い人かを話した」とか言われたの。

Melody MarksとSteve Holmes。Melody Marksの公式Twitterより。
https://twitter.com/MelodyMarksxxx/status/1097346257805168641

そして「Momoは、君が日本で働きたいか知りたがっている」と言われた。最初は、私もあまり旅をしたことがなかったし、衝撃的だった。幼いときから行きたかったところが日本とパリだったから。だから、その質問を訊かれたとき、海外に行く機会ができて、しかも仕事があるということだから、「もちろん!」と答えた。

その後に、エージェントに話したら、絶対にダメだと言われた。彼は「これは正式じゃないし、たぶん危険だし、本当の撮影じゃなくてエスコートの仕事だろう」とか何とか言っていた。

H:彼は本当に君を行かせたくなかったんだね。

M:そうなの。だから、Steveに「これは本当にAVの撮影なの?エスコートみたいなことはやりたくない」と伝えた。そしたら彼は「いや、これはとても良い会社で、女の子をプリンセスのように扱ってくれる。DVDも出るだろうし、撮影以外で何かをさせられることもない」と言ってくれた。それで、私は「これは何か変だなぁ」と思った。

それから、私とSteveとMomoだけで日本行きを決めた。全部3人だけでやった。エージェントは関わりたがっていたけど、何もやらせなかった。なのに最後に彼は「報酬の15%をくれ」なんて言い出した。何もしなかったのに! まず、エージェントとの契約はフロリダでの仕事に関するものだけだったから法律的に何も得られないはずだし、それに1年契約だからもう契約は切れていたの。そう伝えたら。彼は「そうか」って感じで。

色々運が良かったんだと思う。もし、あの写真を撮っていなかったら、このインタビューにも答えていないんだし。

H:全然違う、小さなキャリアをアメリカで送っていたかもしれないよね。

M:そう。凄いことだったわ。

H:日本に行く前は、日本で働くことに関して緊張していたみたいだね。

M:あぁ、そうね。何を期待すれば良いのかわからなかった。なぜなら、まずそんなにたくさんの会社と仕事をしたことがなかったし、大手の会社とも仕事をしたことがなかった。新人だったから。今でも撮影の前には不安になるくらいだから、1人で海外に行くなんて想像もしてみて。そんなに遠くに行ったこともなかったのに、女の子1人で14時間のフライトなんて。

乗り継ぎでフィリピンにも行ったから、時差も凄くて疲れ切っていた。その頃はマリファナも吸ってたんだけど、それまでマリファナを辞めたことがなかったから離脱症状もあった。だから、日本に適応するのは難しかった。日本に来て最初の3日間は時差ボケと禁断症状で体調が悪くて仕事もできなかった。でも、2~3週間もマリファナを吸わなかったから、日本にいるときはとても健康だった。

H:日本に行く前に日本のポルノを観たことはありましたか?

M:まぁ、日本のポルノとは言わないけど、ヘンタイもの[注:日本のアダルトアニメおよびそれに似せたもの]ならたくさん観たことがあった。それが、日本のポルノかどうかわからないけど。

H:ある意味では。でも、違うものだね。

M:となると、ほとんど事前のリサーチもしてなかったね(笑)

H:とにかくやってみると。

M:そんな感じ。ただ行ってみたかったし。なぜなら、私は他の文化や他の人の働き方に適応するのが得意だから。だから、私にとっては全然大変じゃなかった。ただ言われたことをやれば良い。こんなことは言いたくないけど、私はお人好しだから。たぶんね。

だから、私はただ笑顔でセットに行って、言われたことをちゃんと尊重した。私たちは日本で良い日々を過ごすことができたし、日本の会社に人たちは私をプリンセスのように扱ってくれた。良かったわ。

—第2回に続く—

日本でのデビュー作