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メロディー・雛・マークスが語る<第10回>総まとめ

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全9回で、人気AV女優メロディー・雛・マークスが2022年3月にポッドキャスト番組のLustCastに出演したときの内容を書き起こしました。以下は蛇足かもしれませんが、あまりにも話が長かったので、いくつか話していたことを整理してみました。

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メロディー・雛・マークスの経歴

メロディー・マークスは、2000年2月29日のアメリカ合衆国オハイオ州生まれ。うるう日が誕生日なので覚えやすいですね。

AVデビューは2018年のこと。以下のビデオがデビュー作です。PornhubにShot Her Firstの公式から全編がアップロードされています。

メロディー・マークスの初めての撮影
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日本では、2020年1月に桃太郎出版からデビューしています。このとき、FANZAでのお気に入り数が史上最高を記録しました。なお、この撮影は2019年12月に初来日したときに行われています。2回目の来日は、2020年の3月頃です。

それからコロナ禍での入国制限があり、しばらく日本には来られなくなります。その後の新作が2022年の10月に出ているので、2022年の秋になってようやく日本に来ることができたのだと思われます。

その後はコンスタントに新作が出ていますが、2023年の春にジューン・ラブジョイのSNSに何度か登場しているので、この時期に来日していたこともわかっています。

このことから考えるに、1年に約1回のペースで日本に来てくれていることがわかります。

メロディー・雛・マークスの好きなプレイ

インタビューの中では、メロディー・雛・マークスの好きなプレイや苦手なものについても語ってくれました。

まず、かなり嫌悪感を示していたのは、うなぎプレイでした。私はそんなものがあることを全く知りませんでしたが、ちょっと検索してみると、これは確かに気持ち悪い。

うなぎに限らず、人間ではない動物を使うプレイはあり得ないと言っていましたが、それはわかります。動物虐待ですし、そもそも個人的にも見ていて気持ちの良いものではありませんでした。

また、メロディーはアナルも禁止だそうです。欧米のファンからは、アナルをやってくれという要求が多いそうですが、別に良いんじゃないですかね。日本のファンはそういうことを言わないから良いとも言っていました。

アナルにローターを入れるのは良いようですけど。

それから、自分より年下に見える男性とのプレイもやりたくないと言っていました。メロディー自身、童顔なので、ほとんどの人は年上に見えそうですけども。

好きなプレイとしては、羞恥ものと叩くものを挙げていました。メロディーは、あんなに可愛らしい見た目をしていますが、性格はドエロです。だから、かなりハードなプレイも好んでいます。

実際、アメリカでのメロディーの作品は、かなりハードです。平手打ちされたり足で踏みつけにされたりして、激ピストンの末に中出しをされています。

日本では、まだそこまでハードなプレイをしていないのですが、これはメロディーのイメージを守るための製作会社の戦略でしょうか。ポテンシャルを無駄にしてしまっている気がします。

個人的には、こういうハードなプレイもしてくれるから、メロディー・マークスのことが好きです。可愛い見た目の人はいますし、ハードなプレイをする人もいますが、可愛い見た目でハードなプレイをしてくれる人はあまりいないから。そういうものが見られるのがAVの良さでもあると思うので。

メロディーは、乱交ものはまだやったことがないと言っていましたが、NGとも言っていませんでした。だから、今度はファン感謝祭形式で、何人もの男たちから中出しをされまくるということもやってみてほしいですね。

日本のAV業界について

メロディーは、インタビューの中で何度か、日本での仕事はスケジュールがきつくて大変だったと言っています。アメリカでは普通1日で1シーンなのに、日本では1日に3~4シーンも撮影するからだそう。

それが大変であろうことは容易に察せられます。でも、日本のAV女優は基本的にこのスケジュールをこなしていますよね。慣れない国でのことだったから余計に大変だったんだと思いますが、そろそろ日本にも慣れてきたと思うなので、無理がない程度に今後も頑張ってほしいとしか言いようがありません。

日本でアダルトDVDが販売されていることにも驚いていました。海外では今やデジタル販売しかないそうです。日本でもデジタル販売が主流になってきてはいますが、それでもDVDはちゃんと作られています。これは、正規の映画に関しても同様の傾向があって、日本人はコレクター精神が強いのがその理由の一つではないかと言われていたりします。

ただし、日本ではポルノを海外に輸出することが禁止されているので、メロディー・マークス自身の作品であっても、アメリカに持ち帰ることはできていないそうです。それは、なんだか残念ですね。せっかくDVDとか写真集が出ているのに。

メロディーが何度も繰り返していたのは、日本のAVの現場で受けたスタッフからのおもてなしの素晴らしさ。「プリンセスのように接してくれた」と何回も言っています。そういう良い雰囲気の現場を作ってくれている製作スタッフにも感謝したいですね。そのおかげで、メロディーは何回も日本に来てくれているわけですから。

日本のポルノの倫理について

数年前から、クレジットカード会社のVISAとマスターカードは、不適切なポルノを販売している場合には、同社の決済サービスを使うことを禁止するようになりました。具体的には、18歳未満のポルノはもちろん、近親相姦ものやレイプものもその対象です。

でも、日本ではレイプものがまだ存在します。あくまでもAVはファンタジーだという、当たり前の前提がちゃんと企業間でも共有されているのかなと感じます。

メロディーは、次のような内容の発言しています。レイプは絶対にダメ。でも、AVのそういったタイプの作品は、要は、清純な女の子がセックスを体験してみたら楽しくなっちゃって、最終的に自分から楽しむようになるという内容になっている。そういうファンタジーはみんな好きだから、それを楽しむのは良いんじゃない、と。

また、日本の社会は性差別的だと言われています。ただ、AV界隈に関する限り、事情は違うようです。メロディーは、日本のファンはプリンセスのように接してくれるけど、アメリカのファンはまるで自分が人間ではないかのように接してくると言い、その歴然とした違いに言及しています。

確かに、日本のAV女優の中には、女性のファンが多く、一般のアイドルとそれほど変わらないような扱いを受けている人が何人もいます。

個人的には、日本社会が他国と比べて性差別的であるのは事実だと考えているので、表面的にはこういったファンの態度は矛盾しているようにも見えます。ただ、日本は同時に、とても礼儀を重んじる国でもあります。AV女優であっても親切に接するというのはそれが理由なのかなと思ったりもしますが、難しいですね。このあたりは、ちゃんとした文化人類学的な考察が必要だと思います。

編集後記

もの凄く個人的な感想ですが、90分もあるポッドキャスト番組を日本語に翻訳して書き起こすのは、思っていた以上に骨が折れる作業でした。丸2日掛かりました。でも、色々セックスの文化に関することをじっくり考えられたので、悪くない経験だったと思います。

それに、メロディー・マークスが日本のことをとても気に入ってくれていることがよくわかったので、今後も何度でも良いから日本に来てほしいですね。いくらでも仕事はありますし、ファンはいつまでもサポートしてくれると思いますよ。私もその一人として、応援しています。