ライアン・マディソン騒動の概要

ライアン・マディソン(Ryan Madison)は、アメリカの人気ポルノ男優の一人です。ポルノ女優の妻のケリー・マディソンが運営するKelly Madison Networks、Porn Fidelity、Teen Fidelityの動画にメインの男優として出演しています。
これまでの出演本数は1800本以上。ハードコアなプレイを得意としており、喉の奥まで巨根が入り込むように女優の頭を押さえつけながら腰を激しく振ったり、女優を仰け反らせるような姿勢にして立ちバックをし、最後に種付けプレスを行うのが定番になっています。
これまで数々の有名女優と共演しており、そのハードなプレイと知名度から、巷ではライアン・マディソンと共演することができれば一流のポルノ女優だと認識されるまでになりました。ポルノ界では知らない者がいないため、出演を了承した女優は当然ながらこれらのプレイをすることに同意しているはずです。
実際、アメリカのポルノでは、事前にどのようなプレイを行うかが細かく女優側に知らされており、書類に署名をしていなければ撮影を行うことができません。激しいプレイをしたくない女優は、そもそもライアン・マディソンと撮影をするはずがありません。
しかしながら、2020年7月にAnnabel ReddがTwitterで長文を記し、ライアン・マディソンを性加害者として告発します。すると、次々と賛同する女優が出てきて、ライアン・マディソンは活動休止に追い込まれました。
とはいえ、妻のケリー・マディソンはすべての告発を否定し、告発者たちの動画は配信停止したものの、それ以外のライアン・マディソンの出演作品は配信し続けていました。2024年にはライアン・マディソンは現役復帰し、以前と変わらぬ激しいプレイを行っています。
ポルノ女優たちの告発
Annabel Redd


ポルノ女優のAnnabel Reddは、2020年にRyan Madisonと共演しました。後日、Annabel Reddは中出しには同意していなかったこと、そして首締めが強すぎたとしてTwitter上でRyan Madisonを告発しました。しかし、Ryan側によると2日の撮影期間の間、一度も中出しを拒否する態度は見せていなかったといいます。
Kinsley Karter

黒人ポルノ女優のKinsley Karterは、2019年にRyan Madisonと共演しました。出演のオファーを受け取ったときは、有名な男優と共演できるとあって喜んだとのこと。しかし、イラマチオに慣れておらず、最初のシーンで思わず嘔吐してしまいます。撮影の終盤でも「中出しして良いか?」と訊かれて何度もイエス!と答えているものの、それは撮影の中だから言ったことであり本気ではなかったと告発しています。
Lexi Lore


人気ポルノ女優のLexi Loreは、2018年にRyan Madisonと共演しました。プレイはそれまでに経験したどんなものよりも激しかったそう。撮影の後にもう一回やらないかと誘われたので、その場の勢いで断れずに再びヤってしまいました。NOとすら言わなかったそうです。
Jane Wilde

2019年にRyan Madisonと共演したJane Wildeは、女性スタッフが多い環境に安心して撮影に臨んだと言います。しかし、イラマチオがあまりにも激しく、一瞬息ができなくなってしまいました。また、中出しにもOKとは言ったものの、本心では許可するつもりはなかったと主張しています。
Monica Sage


2019年に共演したMonica Sageは、アナルのシーンを撮影していました。しかし、ハードなプレイのために出血してしまったそうです。
Amber Addis

同じく2019年に共演したAmber Addisも首締めがきつくて、窒息しかけたといいます。
Khloe Kapri


2017年に共演したKhloe Kapriもまた十分な同意がないのに中出しをされたと主張しています。一方で、撮影直後にはTwitterで「一番激しいシーンだったからみんなにぜひ見てほしい!」とハートマーク付きで述べています。
いずれにしても、女優側の主張としては、ライアン・マディソンが激しいプレイをして最後に種付けプレスをすることを十分に知らされていなかったというもののようです。とはいえ、ライアン・マディソンはそのようなプレイを2003年頃から行っており、2010年代後半ともあれば一般人でもそのことは知っていました。イラマチオや首締めは当然ながら激しいプレイであるため、初めて体験する女優の場合は予想以上にキツかったと感じることもあるのでしょう。
もちろん、告発していない女優の方もたくさんいますが、表立って擁護するのは難しい時代です。告発者たちの主張している内容は彼女たちの視点からすれば事実なのかもしれませんが、それらは業界での経験がまだ十分ではなかったことやコミュニケーションの失敗によって起こったことのようにも見えます。
ライアン・マディソンのその後
このような数々の告発によって、ライアン・マディソンは活動休止を余儀なくされました。2024年には復帰し、数々の女優と共演しています。
2024年以降に共演する女優は一連の騒動のことを知っているので、Ryan Madisonのハードなプレイが見せかけではなく本当にハードであることを承知しています。そのくらいの覚悟のある女優たちのSEXなので、もしかしたら以前よりも見応えがあるかもしれません。
Jill Taylor
復帰一作目に出演してくれたのはJill Taylor。Ryanがビビっているのかいつもよりはソフトに見えるものの、イラマも中出しもあります。



Evie Christian
Ryanの首締めプレイが解禁されています。このときにEvie Christianは自らピースサインしてみせることで、同意の上で楽しんでプレイをしていることをアピールしており、Ryanの復帰をさりげなくサポートしています。


Jade Valentine

Chloe Rose

このように、復帰後も数々の人気女優と共演しており、ライアン・マディソンのキャリアは完全には終わったわけではなさそうです。今後は、ライアン・マディソンと本気で共演したいという女優と同意の上で本気の作品を作っていってくれれば文句はありません。