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メロディー・雛・マークスが語る<第3回>日本とアメリカのAV女優ファンの違い

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日本でも大人気のAV女優、メロディー・雛・マークス(Melody Marks)。日本のAVでは北欧出身ということになっていますが、実際にはアメリカ出身で、アメリカのポルノにもよく出演しています。

日本とアメリカの両方のアダルト業界で大活躍しているメロディー・マークスは、日本のAVやAV業界のことをどのように思っているのでしょう?

アメリカのポッドキャスト番組LustCastが2022年3月に行ったインタビューで、メロディー・マークス本人がたっぷり話してくれました。そのときの様子を日本語で書き起こしたので、数回に分けて紹介していきます。今回は、第3回、番組の17:45あたりからです。

ホスト(以下H):僕が本当に話したいのが、日本のポルノでのセックスに関することなんだけど……

メロディー・マークス(以下M):いきましょう。

H:僕が日本のポルノを観ていると、女の子がいつも痛がっているみたいで、セックスしたくないなことを言っているんだけど。

M:私の作品は観たことある? 個人的には、そういうことはやってないけど。

H:今週、一気見したよ。日本風ではあったけど、そこまで日本式のポルノではなかったね。

M:痛がったりはしてないからね。どうなんだろう。彼らは、撮影にあたっての美意識とかAVの中の女の子の描かれ方に私がとてもよく似合っていると言ってくれたけど、私としてもやりすぎたくはなかった。明らかに自分ではないフリをするのは嫌だったから、なんて言うんだろう、ビデオのためにパフォーマンスの仕方を変えたという感じかな。ときどき、男優から何を言われているのかよくわからなかったこともあるけど。

H:彼らは良いことを言っていたのかな?

M:でも、話し方で感情はわかるから。怒ってるとか不満があるとか。だから、私が恐れているとかそんなんじゃなくて。つまり、Rワード[注:レイプのこと]を言いたくはないけど……

H:別に言っても良いんじゃない。そのことに触れずに日本のポルノについて語るのは難しいから。売り方が違うんだし。

M:そうね。アメリカのポルノであっても、なぜかそんな感じになることがあるよね。同意を得ていないような同意のあるセックスというか。私にとっては凄く奇妙なんだけど。無垢さを演出したいんだと思う。セックスをしたいのに無垢というのはあり得ないから。

H:僕のポルノでは、女の子が初めてのシーンを撮影するとき、普通、彼女は緊張しているから、そういうものの方がよく売れるんだよね。

M:こういう風に描かれることが多い。「無垢な若い女の子は何がしたいのか自分にもわかっていない。でも、やってみたら気に入って、クレイジーな天使になる」となって、途中から女の子が性的に旺盛になる。それが美なんだよ。みんな好きなんだよ。最初は緊張していたけど、最終的には楽しむという。それが、みんながオンラインで探しているものなんだと思う。誰も、まぁ誰もとは言えないのかもしれないけど、女の子が最後まで楽しんでいない動画を見たくはない。私はそういうのは嫌い。

H:そういうフェチがある人もいるけど、一般的ではないね。

M:そういう人はたぶん[囁き声で]危険な人だ。

H:(苦笑) 女の子が楽しんでいる観たくないんだったら、何か問題があるに違いないね。でも、面白いと思ったんだ。僕たちの業界ではVISAとかマスターカードからのポルノの中で何ができるかについて圧力があるけど、日本にはそういう圧力はなくて、もしかしたらもっと考え方が柔軟なのかなと思う。だって、日本のポルノのタイトルを見ると「レイプ」という言葉を使ってるからね。それに、たくさんのもっと過激なものもあって。そして、それを真に受けるのではなくて、これはファンタジーであって本物ではないんだと。

M:日本の人はポルノ女優を、特にミア・マルコヴァとか自分みたいな海外から来た人を、有名人として見ているんだと思う。彼らは、ポルノ女優と思って見ているわけではない。たとえ女の子でも、私のファンミーティングにも女の子がいて、彼女はとても喜んでくれて、一緒に撮った写真をインスタグラムにアップしたり、たまに話をしたりする。

女の子は違う風に見られているんだと思う。アメリカでは、人々は、たとえポルノを観ている人でも、私たちを物とか人でないかのように見ているところがある。私たちを少し人間ではないかのように扱う。有名人だとは思っていない。日本では、私たちは人間の有名人として見られている。奇妙だとは思うけど、感謝している。

私をプリンセスのように扱ってくれるし、ファンも私もプリンセスと呼んでくれるし、みんな私のことを大好きでいてくれる。私は、とても愛されて求められているんだなと感じられる。全然違うバイブスがある。日本人は、押しつけがましくなくて、何かを要求することはなく、私にただ幸せでいてほしくて、もっとビデオで観たいと言ってくれる。アメリカでは、アナルをやれとか、いつアナルをやるのかとか、そんなことばかり。

H:全然違うね。

M:落ち着けと。とても要求が多い。

H:それは面白いね。なにしろ、日本の社会は性差別的だとよく言われているから、逆なのかと思った。

M:どうなんだろう。そういう経験はないけど。日本の人は基本的にとても優しくて、それに、別の例を話そう。あるときスパに行ったら、そこはとても派手で、とてもオープンなところで、女性の側と男性の側と両方の側がある。だから、女性の側では、全裸になれる。自分はその場にいた唯一の白人だったと思うけど、みんなずっと私の方を見てきた。

そのときの私は今ほどスリムではなくて、少しぽっちゃりしていた。当時は59kgくらいで今は50kgくらいだから。だから、私はみんなに見られているのかな、私のことを太っていると思ってるのかな、と感じた。だって、みんなとても小さかったから、自分がとても大きく感じた。

でも、そうじゃなくて、1人の女性とその母親か祖母らしき人が「すみません」と言って近づいてきて。そう、みんな全裸なんだけど。そして、その女性が「すみません、私の母は英語を話せないんですけど、とても白くて美しい肌だと伝えてほしいと」と言ってきて。だから、私は(戸惑いながら)「ありがとう?」と思ったんだけど、みんなは私のことを白人の妖精みたいなプリンセスだと思ってくれて、違うように接してくれたのかなと思う。それに、指以外にはタトゥーがないから、指は隠していて、それがもう一つの理由だったと思う。私は青い目で金髪のアメリカ人で、蒼白で日焼けもなく、タトゥーもないから、私をプリンセスか何かだと。「彼女は完璧だ」ってね。

H:僕は一週間日本のポルノを一気見したんだけど、胸が大きい女の子もたくさん見た。

M:それは私も見た。大きなおっぱいの子でしょう。オーケー?って思って。

H:本当に曲線だらけで。ポルノで見たことのあるどんなものより凄い曲線で。

M:だから、私が有名になってきて驚いたんだけど、日本とアジアのビデオ全般に言えることだけど、私は少しぽっちゃりしていると思っていたから、他の女の子と一緒に仕事をすることはなくて。男女のものだけやっていた。

H:君は全然ぽっちゃりなんかしていないよ。

M:そんなことはないけど、ありがとう。でも、サンプルとしてくれたビデオとかオフィスに飾ってある写真とか写真集の女の子たちを見ると、みんな凄く小さく見えた。だから「オーケー。私は仕事をしに日本に来たんだ。良いね」と。私は、彼らが望んでいるモデルのような人ではなかったから、衝撃的だった。

—第4回へ続く—

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